こんにちは~「ぽん」です!

今回は「賃貸マンション・アパートに掛かる費用」について説明していきます。

本記事の対象は以下の通りです。
・賃貸マンション・アパートに引っ越しを考えている人
・賃貸マンション・アパートに掛かる費用について知りたい人


1.賃料(家賃)

賃料(家賃)とは使用者(入居者)から貸主(大家)に支払う料金のことです。

賃料は、立地、構造、設備、ブランド、築年数などを考慮して決められます。
立地が良く、耐震性・耐火性など構造がしっかりしており、充実した設備がある上に新築でブランドマンションである場合、賃料(家賃)は高くなります。

賃料(家賃)は毎月支払うものであり、固定費としてのウェイトも大きいです。

2.管理費・共益費

管理費とはマンション・アパートを管理するための費用のことです。

具体的には、エレベータの保守点検やメンテナンス、管理人の人件費、階段や共有通路などの清掃に掛かる費用となります。支払いは毎月になります。

一般的に管理費は、各戸数ごとに割り振られるため、戸数が少なければ一戸あたりの負担が大きく、戸数が多ければ一戸あたりの負担が小さくなります。

タワーマンションのようにフィットネスジムやプールなど豪華で充実した設備がある場合には管理費が高額になります。一方でエレベーターなどの共有設備が無い場合には、管理費が安くなります。

また、管理費と似たような費用として共益費というものがあります。
一般的に共用部分の整備にかかる費用を「共益費」といいますが、管理費との明確な違いはなく共益費≒管理費と思って頂いて構いません。

3.敷金・礼金

敷金とは退去時に部屋を原状回復するための費用として貸主(大家)に預けるお金のことです。

基本的には原状回復に掛かった費用が差し引かれ、残ったお金については戻ってきます。

相場は賃料(家賃)の1ヶ月分となります。支払いは入居時に一回となります。

礼金とは貸主(大家)に対して、お礼の意味として支払う一時金のことです。
敷金とは違い、退去時に返金されることはありません。

相場は賃料(家賃)の1ヶ月分となります。支払いは入居時に一回となります。

4.仲介手数料

仲介手数料とは仲介を行う不動産会社に支払う手数料のことです。

仲介手数料は不動産会社が条件に合った部屋を探したり、内覧の案内をしたり、契約書類を揃えたりなどする手間に対しての費用となります。支払いは入居時に一回となります。

仲介手数料の上限は、法律で家賃の1ヵ月分と決まっています。
実質的には、この1ヶ月に消費税が加わることになるので、家賃の1.1ヵ月分が上限と覚えておけば良いでしょう。

5.まとめ

・賃料(家賃)は立地・構造・設備・ブランドなどを考慮して決められる。
・管理費と共益費はほぼ同意義である。
・管理費は設備の充実度や戸数により異なる(充実度が高く、戸数が少ないほど高くなる)。
・敷金は退去時の原状回復との差額で返金されるが、礼金は返金されない。
・仲介手数料の上限は家賃の1.1ヵ月である。


※本記事の内容につきましては、個人調べによるものであり、正確性を確保するものではありません。
本記事によって生じる損害等につきましては、一切の責任を負いかねますので、ご承知のほど、よろしくお願いいたします。

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