こんにちは~「ぽん」です!

今回は「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)」について説明していきます。

本記事の対象は以下の通りです。
・投資初心者
・投資信託に興味のある人


1.おすすめポイント

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)は、おすすめできる投資信託の一つです。

おすすめできる理由は以下の5つです。
理由①:ベンチマークがVTIである。
バンガード社の米国ETFであるVTIは、S&P500同様、長期に渡り十分なリターンを維持してきている。

理由②:信託報酬が0.162%と安い。
個人的には信託報酬0.30%以下というのを一つの目安としております。信託報酬が0.162%であれば十分低水準といえます。

理由③:日本円による少額買付ができ、ドル転の手間が掛からない。
100円から購入することができる。米国ETFであるVTIを直接購入する場合、ドル転しなくてはならない。

理由④:分配金に税金が掛からない状態で再投資できる。
分配金を現金支給されると、その額に対して税金が掛かるが、再投資型を選択すると分配金をそのまま再投資できる。

理由➄:純資産額が約681億円と十分な水準である。
純資産額10億円以下の場合は償却リスクがあるが、この水準であれば問題ない。

2.商品の概要

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)とは、バンガード社の米国ETFであるVTIを買い付ける投資信託です。

VTIとは、CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動するバンガード社のETFになります。
※CRSP USトータル・マーケット・インデックスは米国企業の約3,600銘柄から構成されています。
 ほぼ全ての米国企業に投資されており、S&P500よりも分散が効いている。

<商品の概要(2019年11月30日時点)>
ベンチマーク:VTI(CRSP USトータル・マーケット・インデックス)
委託会社:楽天証券
買付手数料:無料(ノーロード)
信託報酬:0.162%
純資産額:68,097百万円
設定日:2017年9月29日

日本では唯一VTIをベンチマークとした投資信託となります。SBI証券や楽天証券で購入することができます。

楽天証券で購入する場合、楽天ポイントが使用できたり、クレジット積立投資が可能です。

3.構成銘柄(2019年11月30日時点)

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)自体の構成銘柄は、VTI100%となります。VTIの構成銘柄は以下の通りとなります。


<VTIの構成銘柄上位>
マイクロソフト:3.61%
アップル:3.34%
アマゾン:2.47%
フェイスブック:1.52%
バークシャー・ハサウェイ:1.33%
JPモルガン・チェース:1.25%
アルファベット(クラスA):1.24%
アルファベット(クラスC):1.23%
ジョンソン・エンド・ジョンソン:1.15%
プロクター・アンド・ギャンブル:1.03%

構成銘柄は日本でも有名な企業ばかりで上位銘柄はS&P500に似ています。
また、この上位10銘柄以外にも約3,500銘柄に投資しているとあれば十分に分散が効いていることが分かるかと思います。


4.リターン(2019年11月30日時点)

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)は設定されて2年ほどであるため、まだ十分なデータ量とは言えませんが、それでも設定来のリターンとしては、22.91%と好調です。

参考までにVTIの過去のリターンは以下のようになっています。
1年トータルリターン:15.46%
3年トータルリターン:14.21%
5年トータルリターン:10.56%

5.まとめ

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)は、投資初心者にも勧めれる優良な投資信託の一つです。

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドを選択するか、楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)は好みの問題となります。投資初心者はどちらかの積立投資で十分です。

ただし、いくら優良な投資信託だからといって一気に資金を投入することはせず、購入時期の分散はしましょう。

※本記事の内容につきましては、個人調べによるものであり、正確性を確保するものではありません。
本記事によって生じる損害等につきましては、一切の責任を負いかねますので、ご承知のほど、よろしくお願いいたします。

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