こんにちは~「ぽん」です!

今回は「生活防衛資金はいくら必要か?」ということについて説明していきます。

本記事の対象は以下の通りです。
・生活防衛資金がいくら必要か悩んでいる人


1.結論

生活防衛資金の目安としては、月の支出額半年分としておけばよいでしょう。
※よく間違われやすい部分なのですが、ベースとなる金額は毎月の収入額ではなく、支出額となります。

生活防衛資金は誰にとっても必要不可欠な資金となります。
怪我、病気、失業等により収入が途絶えた場合、半年分の生活費を確保しておくことで精神的に楽になれます。

確かに資産形成をしていく上で、投資は重要なのですが、金銭的にも精神的にも豊かになりたいのであれば、まずはこの生活防衛資金を確保する(貯める)ことから始めましょう!

2.生活防衛資金は半年分で十分か?

生活防衛資金については、3ヵ月分で十分という声もあれば、1年分や2年分という声もあります。
特にこれが正解というものは無いので、自分が精神的に安心できる額が良いでしょう。

私のように会社員の方の場合、以下の理由から半年分くらいで十分だと考えています。

理由①:失業して収入が途絶えた場合、失業保険を受け取ることができる。
失業保険の給付日数は、退職理由や加入期間により異なりますが最低でも90日以上受け取ることができます。これにより、生活防衛資金と合わせれば実質9ヵ月分の生活費を賄うことができます。

理由②:病気や怪我で収入が途絶えた場合、傷病保険を受け取ることができる。
傷病保険はおおよそ月給の3分の2が最大で1年6ヶ月間給付されます。これにより、生活防衛資金と合わせれば実質2年分の生活費を賄うことができます。

ただ、これはあくまで会社員の場合ですので、それ以外の方の場合は生活防衛資金が半年以上必要になる場合もあるかと思います。

生活防衛資金は世帯状況によっても変わってくるかと思いますので、自分にとって生活防衛資金がいくらぐらい必要なのかを算出しておくことが重要です。

3.生活防衛資金の預け先

生活防衛資金はいざという時の資金である為、普通預金などいつでも引き出しできるような流動性の高い場所に預けておくべきです。

預け先が株式や不動産の場合、時価が変動する上にいざという時に現金化が難しいです。

よって、生活防衛資金の預け先としては普通預金がおすすめです。

また、普通預金はメガバンクよりもネット銀行の方が金利が高いので良いでしょう。

定期預金や日本国債も元本割れのリスクは極めて低いですが、解約するためには一定期間預けておく必要があるので注意が必要です。


4.生活防衛資金の優先順位

生活防衛資金は消費の次に重要なものになります。
また、生活防衛資金があるのとないのでは、精神的ゆとりが大きく違います。

日々、生活にゆとりのない中で生きていくことは精神的にきついです。

とはいえ、最低限生活に必要な消費を削ってまで貯めるものでもありません。
しかし、投資や浪費よりは優先順位が高く、消費の次に取り組むべきことになります。

優先順位としては、消費>生活防衛資金>投資>浪費となります。


5.まとめ

生活防衛資金は、失業や病気などにより収入が途絶えた場合に備える資金となります。
また、生活防衛資金があることで精神的安心を得ることができます。

投資など資産運用をして収入を増やすのも良いのですが、まずは月々の支出を抑え、生活防衛資金を貯めることが金銭的豊かさを得るための第一歩となります。

※本記事の内容につきましては、個人調べによるものであり、正確性を確保するものではありません。
本記事によって生じる損害等につきましては、一切の責任を負いかねますので、ご承知のほど、よろしくお願いいたします。