こんにちは~「ぽん」です!
今回は「SPXLの長期リターン」について話していきます。
本記事の対象は以下の通りです。
・株式投資をしている人
・米国株に投資している人
・レバレッジETFに投資している人
S&P500に連動する米国ETFとしてはVOO、IVV、SPYなどがあります。
SPXLはS&P500に3倍のレバレッジを掛けた米国ETFであるため、VOO、IVV、SPYに比べリターンが大きくなります。
とはいえ、暴落時には暴落率も約3倍となるため、大変リスクの高くハイリスク・ハイリターンのETFでもあります。
SPXLのように株価指数にレバレッジを掛けたETFや投資信託は多くあります。
これらはFXや信用取引とは違い、商品そのものにレバレッジが掛かっているため、例え株価がゼロになったとしても投資した額を失うだけであり、それ以上に失うものはありません。
その点ではFXや信用取引よりはリスクが抑えられるでしょう。
リスクとリターンのバランスや経費率を鑑みると、手堅いのはレバレッジの掛かっていないSPYの方でしょう。
結果的に過去10年リターンではSPXLのパフォーマンスの方が良かったですが、過去1年、過去5年ではコスパが悪いです。
勿論、これらのリスクや状況を分かった上で短期的に使う分にはSPXLも良いと思います。要は使い方次第ですね。
・上昇局面では大きく上昇するが、下落局面では大きく下落する(ハイリスク・ハイリターン)。
・過去1年リターン:SPY>SPXL、過去5年リターン:SPY>SPXL、過去10年リターン:SPY<SPXL・SPXLに限らずレバレッジETFには早期償還リスクがあることを意識しておく。
※本記事の内容につきましては、個人調べによるものであり、正確性を確保するものではありません。
本記事によって生じる損害等につきましては、一切の責任を負いかねますので、ご承知のほど、よろしくお願いいたします。
今回は「SPXLの長期リターン」について話していきます。
本記事の対象は以下の通りです。
・株式投資をしている人
・米国株に投資している人
・レバレッジETFに投資している人
1.SPXLはハイリスク・ハイリターン
SPXLとは米国の代表的な株価指数であるS&P500の3倍に連動した米国ETFです。S&P500に連動する米国ETFとしてはVOO、IVV、SPYなどがあります。
SPXLはS&P500に3倍のレバレッジを掛けた米国ETFであるため、VOO、IVV、SPYに比べリターンが大きくなります。
とはいえ、暴落時には暴落率も約3倍となるため、大変リスクの高くハイリスク・ハイリターンのETFでもあります。
SPXLのように株価指数にレバレッジを掛けたETFや投資信託は多くあります。
これらはFXや信用取引とは違い、商品そのものにレバレッジが掛かっているため、例え株価がゼロになったとしても投資した額を失うだけであり、それ以上に失うものはありません。
その点ではFXや信用取引よりはリスクが抑えられるでしょう。
2.SPXL vs SPY リターン
6月19日現在のSPXL株価は42.13ドルであり、過去のリターンは以下の通りです。
<過去リターン>
1年:▲19.2%(52.16⇒42.13)
<過去リターン>
1年:▲19.2%(52.16⇒42.13)
5年:+80.8%(23.30⇒42.13)
10年:+1,003.0%(4.20⇒42.13)
直近1年リターンではコロナショックや原油価格暴落によりマイナスとなっていますが、過去5年で80%以上のリターン、10年だと1,000%(10倍)になっています。
一方、6月19日現在のSPY株価は308.64ドルであり、過去のリターンは以下の通りです。
<過去リターン>
1年:+4.9%(294.0⇒308.64)
5年:+47.0%(209.82⇒308.64)
10年:+1,003.0%(4.20⇒42.13)
直近1年リターンではコロナショックや原油価格暴落によりマイナスとなっていますが、過去5年で80%以上のリターン、10年だと1,000%(10倍)になっています。
一方、6月19日現在のSPY株価は308.64ドルであり、過去のリターンは以下の通りです。
<過去リターン>
1年:+4.9%(294.0⇒308.64)
5年:+47.0%(209.82⇒308.64)
10年:+276.2%(111.73⇒308.64)
SPXLの直近1年リターンが▲19.2%だったのに対し、SPYでは+4.9%のプラスとなっています。
5年リターンでもSPXLの3分の1以上のリターンを上げているのでSPYの方が優秀です。
10年リターンでは、SPXLがSPYの3倍以上のリターンを上げているのでSPXLの方に軍配が上がります。
こうみると、やはりレバレッジETFは日々の値動きに連動するので中長期でみると連動率が低くなりますね。
過去10年を見る限りは、SPXLとSPYどちらの中長期リターンが優れているか断言はしづらいですが、ややSPYの方に軍配が上がるかもしれません(過去1年:SPY>SPXL、過去5年:SPY>SPXL、過去10年:SPY<SPXL)。
SPXLの直近1年リターンが▲19.2%だったのに対し、SPYでは+4.9%のプラスとなっています。
5年リターンでもSPXLの3分の1以上のリターンを上げているのでSPYの方が優秀です。
10年リターンでは、SPXLがSPYの3倍以上のリターンを上げているのでSPXLの方に軍配が上がります。
こうみると、やはりレバレッジETFは日々の値動きに連動するので中長期でみると連動率が低くなりますね。
過去10年を見る限りは、SPXLとSPYどちらの中長期リターンが優れているか断言はしづらいですが、ややSPYの方に軍配が上がるかもしれません(過去1年:SPY>SPXL、過去5年:SPY>SPXL、過去10年:SPY<SPXL)。
リスクとリターンのバランスや経費率を鑑みると、手堅いのはレバレッジの掛かっていないSPYの方でしょう。
結果的に過去10年リターンではSPXLのパフォーマンスの方が良かったですが、過去1年、過去5年ではコスパが悪いです。
勿論、これらのリスクや状況を分かった上で短期的に使う分にはSPXLも良いと思います。要は使い方次第ですね。
3.償還リスクに注意
米国証券取引員会(SEC)はレベレッジETFを規制すべきとの見解を持っており、不要論が取り沙汰されています。
また、SPXLのようなレバレッジETFは暴落時の下落幅が大きく、早期償還リスクがあります。
ETFが償還された場合、強制的に上場廃止日が決定され、償還日までに売却しなければなりません。
そして、早期償還されるタイミングでは既に株価が下がっていることも多く、半強制的に損切りをしなくてはならないでしょう。
米国証券取引員会(SEC)がどのような判断を下すかは分かりませんがレベレッジETFには償還リスクがあるということは意識しておいた方が良いでしょう。
また、SPXLのようなレバレッジETFは暴落時の下落幅が大きく、早期償還リスクがあります。
ETFが償還された場合、強制的に上場廃止日が決定され、償還日までに売却しなければなりません。
そして、早期償還されるタイミングでは既に株価が下がっていることも多く、半強制的に損切りをしなくてはならないでしょう。
米国証券取引員会(SEC)がどのような判断を下すかは分かりませんがレベレッジETFには償還リスクがあるということは意識しておいた方が良いでしょう。
4.まとめ
・SPXLはS&P500の3倍に連動する米国ETFであるが中長期になると連動性が薄れていく。・上昇局面では大きく上昇するが、下落局面では大きく下落する(ハイリスク・ハイリターン)。
・過去1年リターン:SPY>SPXL、過去5年リターン:SPY>SPXL、過去10年リターン:SPY<SPXL
※本記事の内容につきましては、個人調べによるものであり、正確性を確保するものではありません。
本記事によって生じる損害等につきましては、一切の責任を負いかねますので、ご承知のほど、よろしくお願いいたします。
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