こんにちは~「ぽん」です!

今回は「個人年金保険は必要か?不要か?」ということについて説明していきます。

本記事の対象は以下の通りです。
・個人年金保険に加入している人
・個人年金保険に加入しようか悩んでいる人
・個人年金保険を解約しようとしている人


1.結論

個人年金保険は原則不要です。
ただし、過去金利が良い時期に加入した個人年金保険については解約する必要はありません。
その理由について説明していきます。

2.なぜ個人年金保険が不要なのか

個人年金保険が不要な理由は大きく2つあります。

理由①:保険会社の運用実績により受給できる年金額が変動する。
変動個人年金では、保険会社の運用実績により将来もらえる受給年金額が変動します。

将来、公的年金(国民年金や厚生年金など)だけでは不安なため「個人年金保険」に加入されるケースが多いと思います。

しかし、将来もらえる年金額が不特定というリスクを背負うのであれば、低コストの投資信託を自分で積み立てることと変わりません。

理由②:近年は年利が低い。
過去には約3~4%の年利だったこともあり、その頃に個人年金保険に加入した人は、そのまま加入しておいた方が良いでしょう。

しかし、直近の年利は約1%ほどであり低金利です。
年利1%ほどで変動のリスクがあるのであれば、他に良い資産運用はいくらでもあります。

高金利だった時期に加入した人を除き、低金利になってからの個人年金保険に加入するメリットはほとんどありません。

3.個人年金保険より利回り良い資産運用はいくらでもある

確かに個人年金保険の返礼率や金利は銀行の金利より高く、貯金や定期預金に比べると良い選択と考えられます。しかし、老後資金を貯めるという点であれば、個人年金保険より利回りの良い資産運用はいくらでもあります。

例えば、為替リスクはあるものの、ドル建ての定期預金の場合、約2%くらいの金利があります。

また、米国インデックス投資の場合、過去のリターンを考慮すると年利6~8%ほどあります。
高配当株やREITなども銘柄選択を間違えなければ、個人年金保険以上のリターンを生み出すことは可能です。

4.まとめ

・個人年金保険は原則不要(高金利時期に加入している場合を除く)。
・保険会社の運用実績により受給年金額が変動する。
・近年の年利は約1%程度と低い。
・老後資金を貯めるなら個人年金保険より利回りの良い資産運用はいくらでもある。


※本記事の内容につきましては、個人調べによるものであり、正確性を確保するものではありません。
本記事によって生じる損害等につきましては、一切の責任を負いかねますので、ご承知のほど、よろしくお願いいたします。