こんにちは~「ぽん」です!

今回は前回に引き続き「資産運用の種類」について説明していきます。

本記事の対象は以下の通りです。
・これから資産運用を始めようとしている人
・すでに資産運用をしている人



1.FX(外国為替証拠金取引)

FXは非常にハイリスク・ハイリターンな資産運用です。
FXにはレバレッジがあり、レバレッジを低くすることでリスクを抑えることができます。

レバレッジとは、簡単にいうと手持ちの資金の何倍もの取引ができる仕組みです。
つまり、レバレッジを使うことで手持ちのお金が少なくても取引を行うことができます。

例えば、手持ちの資金が1万円しかなくても10万円分の取引ができます。
よって10%の利益が出るだけで1万円の元手で1万円の利益を手にすることができます(2倍の儲け)。

あまりに簡単にハイリターンを得れることからハマりやすいのですが、人生が破綻(破産)する人も多く、非常に危険な資産運用となります。

ハイリスク・ハイリターンのため、一獲千金を得られる一方で人生が破綻する可能性も多く含んでおり、リスク管理が非常に重要となります。

投資初心者には難易度が高く、勝ち続けることは難しいです。万が一勝つようなことがあっても勝っているうちに勝ち逃げする方が賢明でしょう。

また、強制ロスカットがある為、損失が証拠金を上回った時点で強制的に損切りされます。自分のリスク許容度を見極め、正しく資産運用しましょう。リスクの取り方を間違えると大やけどするので要注意です!

<メリット>
・少額の資金で大きなリターンを得ることができる(ハイリターン)。
・外貨預金に比べ、円から外貨、外貨から円への両替手数料が安い。
・スワップポイントが貰える(通貨の金利差益)。

<デメリット>
・投資初心者には難易度が高い。
・リスクが高い。
・強制ロスカットがある(損失が証拠金を下回った場合、強制的に損切りされる)。
※証拠金・・・為替取引を行うための担保金のこと。

2.仮想通貨

仮想通貨は変動が激しくFXほどでないにしろ、ハイリスク・ハイリターンな資産運用に入るでしょう。仮想通貨は通貨の種類も多く、いつ上がるか、いつ下がるのか、どこまで上がるのか、どこまで下がるのかが全く読めません。

通貨の種類によってはそのまま価値の上がらない可能性もあるので、どの通貨を選ぶかも重要になっています。高騰により大きな利益を得られる一方で高値でつかんでしまうと急落したとき、買値まで戻ってこない可能性もあります。

資産運用として使うには、株式等に比べ歴史も比較的浅いため、値動きがパターン化されておらず、ファンダメンタル的にもテクニカル的にも難易度が高めです。宝くじ的な買い方(当たったらラッキー)であれば、精神的な負担は少なく済みそうです。

<メリット>
・大きなリターンを得られる可能性がある(ハイリターン)。
・売買手数料が安い。

<デメリット>
・リスクが高い。
・雑所得扱いであるため、所得税が累進課税となる。

3.株式投資

株式投資はどの国のどの銘柄を買うか選択肢が多く、投資対象によりリターンとリスクはまちまちです。


特に銘柄選定については、よく吟味する必要があります。分散投資や再投資に多少の手間は掛かるものの、資産運用としての負担は少ない方でしょう。

サラリーマンにも十分おすすめできる資産運用の一つと言えます。
ただし、銘柄選択や買い時・売り時が難しく、ある程度の知識と経験は必要になります。

投資方法も人によって違い、どれが正解でどれが間違いということもありません。
自分にあった投資方法・投資方針を見つけましょう!

近年は、ネット証券会社の普及で証券口座の開設も簡単です。
初心者が始めるための敷居も低くなってきています。
ネット証券会社は売買手数料もかなり安いので、店舗型の証券会社に比べ、おすすめです。


<メリット>
・売却益を得ることができる(キャピタルゲイン)。
・配当金を得ることができる(インカムゲイン)。

<デメリット>
・売却損が出ることがある(元本は保証されない)。
・減配・無配になる可能性がある。
・上場廃止により取引停止になることがある。


4.投資信託

投資信託は投資初心者でも始めやすいというイメージがありますが、それは「大間違い」だと思っています。投資信託についても、株式投資同様、ある程度の知識と経験は必要になります。

それはなぜかというと、投資信託には良質な商品以上に悪質な商品が多く含まれおります。
そのため、商品の良し悪しを判断する能力が重要になります。

なんとなく、銀行などの金融機関に勧めれるままに投資信託を始め、資産を増やすどころか資産を減らしてしまう人も多く存在しています。

株式投資に比べ、投資信託の良いところは自分で個々の銘柄を買い付ける手間ですとか、分散投資の手間を省いてくれます。色々な手間を省いてくれる代わりに投資信託には信託報酬などのコストが掛かります。

ただし、良質な商品(投資信託)は信託報酬も非常に低いので十分なリターンは見込めるでしょう。

<メリット>
・時間的な分散投資に手間が掛からない。
・少額で分散投資ができる。
・運用の専門家が運用してくれる。

<デメリット>
・株式に比べ、手数料などのコストが掛かる。
・株式に比べ、リターンは劣る。
・運用の専門家でも失敗する可能性がある(元本は保証されない)。

今回は以上となります。
次回以降も引き続き、他の資産運用について説明をしていきます。

※本記事の内容につきましては、個人調べによるものであり、正確性を確保するものではありません。
本記事によって生じる損害等につきましては、一切の責任を負いかねますので、ご承知のほど、よろしくお願いいたします。