こんにちは~「ぽん」です!

今回は「傷病手当金」について説明していきます。

本記事の対象は以下の通りです。
・傷病手当金に詳しくなりたい人
・傷病手当金についてよく分かっていない人


1.傷病手当金とは

病気や怪我で働けなくなり、事業主から十分な報酬(給与)が受けられない場合に支給される手当金。

会社が加入している健康保険の被保険者であれば、正社員、アルバイト、派遣社員も支給対象となります。
一方、自営業者などが加入している国民健康保険の被保険者は原則対象外となります。

2.傷病手当金が支給される条件

傷病手当金は以下の条件を全て満たしたときに支給されます。

条件①:業務外の事由による病気や怪我の療養のための休業であること。
※業務上や通勤災害による怪我等は労災保険の給付対象となります。

条件②:仕事に就くことができないこと。
※仕事に就くことができないかどうかは療養担当者の意見を基に判断されます。

条件③:連速する3日間を含み4日以上仕事に就けなかったこと。
※連続する3日間には有給休暇、土日、祝日等も含まれます。

条件④:休業した期間について給与の支払いがないこと。
※事業主から給与が支払われないときに手当金が支給される制度であるため。

3.傷病手当金の支給期間

支給開始した日から最長1年6ヶ月間支給されます。
この最長1年6ヶ月というのは、1年6ヶ月分の傷病手当金が支給されるということではありません。

1年6ヶ月の間に仕事に復帰した期間がある場合、その期間も1年6ヶ月の期間にカウントされます。
例)欠勤8ヵ月⇒出勤4ヶ月⇒欠勤4ヶ月=1年6ヶ月


4.傷病手当金の支給額

1日当たりの金額=支給開始月を含む直近の継続した12ヵ月間の各月の標準報酬月額の平均額÷30日×2÷3

被保険者の加入期間が12ヵ月に満たない場合の支給額は、以下①②のいずれか低い平均額÷30日×2÷3となります。
①支給開始月以前の直近の継続した各月の標準報酬月額の平均額
②当組合の前年度9月30日時点における全被保険者の標準報酬月額の平均額

5.傷病手当金の支給停止・調整

以下のような場合には、傷病手当金が支給停止または支給調整されます。

ケース①:傷病手当金と出産手当金を同時に受けられるとき
出産手当金の支給が優先され、出産手当金の額が傷病手当金より低ければ、その差額が支給されます。

ケース②:障害厚生年金または障害手当金を受けるようになったとき
障害厚生年金または障害手当金を受ける場合、傷病手当金は支給されません。

障害厚生年金の額(同時に障害基礎年金を受けている場合にはその合計額)の360分の1が傷病手当金の日額より低い場合、その差額が支給されます。

障害手当金を受ける場合には、傷病手当金の額の合計額が障害手当金の額に達するまで傷病手当金は支給されません。


ケース③:老齢退職年金を受けるようになったとき
老齢退職年金を受ける場合、傷病手当金は支給されません。
老齢退職年金の額の360分の1が傷病手当金の日額より低ければ、その差額が支給されます。

ケース④:業務上または通勤上途中が事故の原因であるとき
健康保険ではなく、労災保険の対象となるため、傷病手当金は支給されません。

※本記事の内容につきましては、個人調べによるものであり、正確性を確保するものではありません。
本記事によって生じる損害等につきましては、一切の責任を負いかねますので、ご承知のほど、よろしくお願いいたします。