こんにちは~「ぽん」です!

今回は「元本保証と元本確保の違い」について話していきます。

本記事の対象は以下の通りです。
・投資初心者
・元本保証と元本確保の違いが分からない人


1.結論

元本保証とは、条件なしで元本を保証するもの。
元本確保とは、条件ありで元本を確保するもの。
つまり、元本保証は条件に関係なく、元本が保証されますが、元本確保は一定の条件下では元本が確保されません。

2.元本保証とは

元本保証として一番身近なものとしては、「銀行預金」があります。
また、元本保証の金融商品は出資法で取り扱える機関が制限されています。

元本保証の金融商品を取り扱えるは、銀行、郵便局、信用金庫、信用組合などの機関に限られます。
もちろん、これらの機関以外では「元本保証」という言葉を使用することも制限されています。

3.元本確保とは

元本確保として主な商品は、「定期預金」、「保険」などです。
基本的には、元本を確保する形の商品になるため、満期まで保有していれば元本する可能性は極めて少ないでしょう。

しかし、満期前に解約した場合には、途中解約手数料などが発生し、元本割れする可能性があります。
※定期預金については途中解約の場合でも元本割れしません。


4.元本保証の注意点

元本保証は条件なしで元本が保証されるものですが、元本が保証されないケースが1つあります。

それは、預け先の銀行が破綻したときです。

銀行などの金融機関が破綻した場合、ペイオフが適用されます。
ペイオフは1金融機関1預金者あたりの元本1,000万円までと、その利息等が保護の対象となります。

これは言い換えれば、元本1,000万円を超える部分については保証されないことを意味します。
よって、元本保証がある銀行預金でも、ペイオフの上限を超える部分については元本保証されないので注意が必要です。


5.まとめ

元本保証と元本確保は、名称が非常に似ているため間違いやすいのですが、全く別物になります。

元本確保の金融商品を元本保証と勘違いして購入すると、損失に繋がるケースがありますので注意が必要です。

投資する際には、その金融商品が「元本保証」なのか「元本確保」なのかを確認してから投資しましょう。

※本記事の内容につきましては、個人調べによるものであり、正確性を確保するものではありません。
本記事によって生じる損害等につきましては、一切の責任を負いかねますので、ご承知のほど、よろしくお願いいたします。