こんにちは~「ぽん」です!

今回は「テクニカル分析とファンダメンタル分析」について話していきます。

本記事の対象は以下のような人です。
・投資初心者


1.2つの分析手法

投資判断をする上の分析手法として、大きく分けて「テクニカル分析」と「ファンダメンタル」の2つがあります。

テクニカル分析とは、過去の値動きデータからトレンドやパターンを把握し、今後の値動きを分析・予想する手法です。

一方、ファンダメンタル分析とは、経済状況や財務状況から企業の本質的価値と市場価格とのギャップを分析する手法です。

双方の分析手法には、それぞれメリット・デメリットがあり、賛否両論ありますが、どちらが優れているということはありません。
どちらかに絞って使うも良し、状況によって使い分けるも良し、自分に合った手法を使いましょう。

2.テクニカル分析のメリット・デメリット

メリット①:チャートにだけ注目すればよい。
投資判断はチャートの動きだけを見ていれば良い。

メリット②:経済に関する知識が不要。
チャートの値動きにだけ注目するため、経済的な知識は必要ない。

メリット③:分析力が上がれば、予測精度が上がる。
テクニカル分析の分析力が上がれば、精度の高い予測をすることも可能である。

メリット④:企業情報の収集力が不要。
チャートの値動きだけに注目するため、プロトレーダーのようにスピーディーかつ大量の企業情報を収集する必要がない。


デメリット①:チャートに振り回される。
テクニカル分析の的中率100%ではないので、チャートが思うような値動きをしない場合がある。

デメリット②:過去データにない値動きには対応できない。
あくまで過去データにより将来の値動きを予想するので、過去にない想定外の値動きになった場合、対応しきれない。

デメリット③:売買シグナルにはダマシがある。
敢えて個人投資家を惑わせるためにプロトレーダーがダマシを使う可能性がある。

3.ファンダメンタル分析のメリット・デメリット

メリット①:チャートに左右されない。
企業の本質的価値と市場価格を見て判断するのでチャートの値動きは気にしなくてよい。

メリット②:過去データにない値動きにも対応できる。
チャートの値動きを気にしないので、前例がない値動きでも投資判断を下すことが出来る。

メリット③:プロトレーダーのダマシに引っかかることがない。
チャートの値動きを見ないので、プロのダマシには引っかかるリスクがない。


デメリット①:分析に時間が掛かる。
経済状況や財務状況など分析しなければならない要素が多く、分析に時間が掛かる。

デメリット②:プロトレーダーとの情報力に差が出る。
プロトレーダーは様々な経済情報や企業情報を個人投資家よりも早く入手することができるため、情報力に差が出る。

デメリット③:経済に関する知識が必要になる。
経済状況を判断材料として使うため、経済的な知識が必要となる。


4.まとめ

テクニカル分析は、過去の値動きデータからトレンドやパターンを把握し、今後の値動きを分析・予想する手法であり、
ファンダメンタル分析は、経済状況や財務状況から企業の本質的価値と市場価格とのギャップを分析する手法です。

テクニカル分析とファンダメンタル分析には双方で異なるメリット・デメリットを有しているため、どちらが良いということではなく、自分に合った手法を用いるのが一番良いかと思います。

併せて、資金管理やリスク管理をしっかり行いましょう!

※本記事の内容につきましては、個人調べによるものであり、正確性を確保するものではありません。
本記事によって生じる損害等につきましては、一切の責任を負いかねますので、ご承知のほど、よろしくお願いいたします。

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