こんにちは~「ぽん」です!

今回は「株主優待中心の投資について」について話していきます。

本記事の対象は以下の通りです。
・株主優待に興味のある人
・株主優待をメインに投資をしようとしている人


1.株主優待とは?

株主優待とは、企業が株主に対して自社商品などのモノやサービスを「優待品」として送ることです。

「優待品」の中には、商品券、クオカード、カタログギフト、化粧品、ポイント、お米など様々なものがあります。

株主優待は、日本株独自の制度であり、外国株などには存在しません。

そのため、株主優待をメインとした投資を行う場合には、必然的に日本の個別株に投資していくこととなります。

2.株主優待のメリット

株主優待のメリットとしては以下のようなものがあります。
・「優待品(優待券、クオカードなど)」を貰えると嬉しい。
・配当金のように税金が掛からない。
・生活コストを下げることができる。
・転売等により現金化することで配当利回りを上げることができる。

お気に入りの優待品をくれる企業の株を買うことで、その企業の株主になれるだけでなく、自社商品を貰えることは単純に嬉しいです。

クオカードや優待券で買い物したり、食事をすることによって生活費のを下げることができます。

自分がよく行く外食チェーンなどの優待券があると、ただ同然で食事できたりするので優越感に浸ることができます。

公共機関(電車、飛行機)の割引券など旅行好きの人には嬉しいものもありますので、株主優待を調べるだけでも楽しかったりします。

また、優待券やクオカードなどであれば転売することもできます。

不要な優待券を転売することにより、配当利回りを上げることもできます。

株主優待は最低単元数で貰えるものも多いので、株価によっては数万円から株主優待の恩恵を受けることができます。

3.株主優待のデメリット

株主優待のデメリットとしては以下のようなものがあります。
・企業の業績が悪化すると優待が廃止されたり改悪されることがある。
・優待重視で企業を選ぶと銘柄分析が疎かになることがある。
・複利の効果を受けることができない。

株主優待をメインとした投資をする上で、一番気を付けなくてはならないデメリットは、企業の業績悪化により優待を廃止されることがあるということです。

せっかく、株主優待目当てで買った株も優待が廃止されては本末転倒です。

なので、いくら株主優待メインと言っても銘柄分析をきちんと行う必要があります。

つい優待欲しさに銘柄分析を疎かにすることがあるので要注意です。

また、優待品は商品券やクオカードなどで貰うため、配当金のように再配当することができず、複利の効果を受けることができません。


4.株主優待ランキングの常連

ここでよく株主優待ランキングに出てくる銘柄をいくつか見ていきたいと思います。

以下の株主優待は、ほんの一部に過ぎず本当に多くの株主優待があります。

ぜひ好みの優待があるか色々調べてみましょう。

【企業名】:イオン
【株主優待】:オーナーズカード(3%のキャッシュバック)など
【最低投資額】:19.8万円
【権利確定月】:2月、8月

【企業名】:オリックス
【株主優待】:カタログギフトなど
【最低投資額】:16.4万円
【権利確定月】:3月、9月

【企業名】:すかいらーくホールディングス
【株主優待】:優待カード(3,000円相当×2回)など
【最低投資額】:19.1万円
【権利確定月】:6月、12月

【企業名】:コロワイド
【株主優待】:優待ポイント(10,000ポイント×2回)など
【最低投資額】:110.0万円
【権利確定月】:3月、9月

【企業名】:JT
【株主優待】:自社商品(2,500円相当)など
【最低投資額】:24.8万円
【権利確定月】:12月

【企業名】:味の素
【株主優待】:自社商品(1,000円相当)など
【最低投資額】:18.9万円
【権利確定月】:3月

【企業名】:日本マクドナルド
【株主優待】:食事優待券1冊(バーガー類・サイドメニュー・ドリンク3種類の無料引換券が1冊×6シート)など
【最低投資額】:49.0万円
【権利確定月】:6月、12月

5.まとめ

株主優待中心の投資を行う場合には、しっかりとメリットとデメリットを把握しておきましょう。

株主優待は企業の業績に大きく依存します。

これは配当金についても同じことがいえますが、配当金は現金を貰えるという点で優位性があります。

しかし、優待品は消耗品であることが多いので使用期限や使い方が制限されることが多いです。

日常的に消費するものであれば問題ないですが、普段使いしないものの場合、不要なものとなる可能性があります。

また、優待目当てになってしまうことで、本来最も重要である銘柄分析が疎かになってしまうことがあります。

これは株主優待一覧などを見てみると分かるのですが、欲しいと思うと優待品があると優待ばかりに目が行ってしまい、優待を貰うことが目的になり、銘柄の良し悪しを判断できなくなることが多々ありますので注意しましょう!


※本記事の内容につきましては、個人調べによるものであり、正確性を確保するものではありません。
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