こんにちは~「ぽん」です!

今回は「従業員持株会は資産運用としてありか?」ということについて説明していきます。

本記事の対象は以下の通りです。
・従業員持株会のある会社に勤めている人
・従業員持株会に興味のある人



1.結論

客観的に見て、自分の勤めている会社が将来的に成長していけると思うのであれば、従業員持株会で資産運用を行うことは有効です。

持株会に奨励金を出している会社も多いので、加速度的に資産形成を図ることができます。

一方で、客観的に見て、自分の勤めている会社が将来的に成長していけないと思うのであれば、従業員持株会で資産運用を行うことは有効ではありません。

その理由について以下に説明していきます。

2.持株会をおすすめできる理由・おすすめできない理由

多くの会社では、持株会に対し5~20%ほど奨励金を出しており、奨励金が10%であれば毎月10%増しで自社株を購入することができます。

そのため、将来的に成長する会社であれば、自身の給与や賞与が上がるだけでなく、持株会を通して購入した自社株の株価も大きく上昇することが見込めます。

よって、自社が将来成長していくと思うのであれば、持株会を通して自社株を購入することにより加速度的に資産を増加させることができます。

一方で、将来的に成長しない会社であれば、自身の給与や賞与が下がるだけでなく、持株会を通して購入した自社株の株価も大きく減少する可能性があります。

よって、自社が将来成長しないと思うであれば、持株会を通して自社株を購入することはリスクが大きいです。

3.持株会のデメリットの方が大きい

持株会には奨励金というメリットがあるものの、収入と資産の両方を会社に依存してしまうというデメリットがあります。

依存度が高くなるということは、会社の業績が良く、将来に渡り成長していければ問題ないのですが、会社の業績が悪化し、将来に渡り成長していけなければ、ダブルパンチで損害を受けることとなります。

その他にも、売却がしづらかったり、株主優待が貰えなかったり、メリットに対しデメリットの方が大きく、おすすめはしづらいというのが正直なところです。

勿論、自社の成長力が高ければ別です。その場合には、持株会は資産運用として有効な手段の一つとなるでしょう。

4.まとめ

・持株会が資産運用として有効であるかどうかは自社の将来性に寄ります。将来性があると思えば有効であり、将来性が無い場合は有効ではありません。
・持株会はメリットよりもデメリットの方が大きい

・持株会は自社に将来性がある場合を除いて、おすすめできない。

※本記事の内容につきましては、個人調べによるものであり、正確性を確保するものではありません。
本記事によって生じる損害等につきましては、一切の責任を負いかねますので、ご承知のほど、よろしくお願いいたします。