こんにちは~「ぽん」です!

今回は「節約と倹約は違う!節約家ではなく倹約家を目指そう!」ということについて説明していきます。

本記事の対象は以下の通りです。
・節約と倹約の違いがよく分からない人
・投資初心者


1.節約と倹約は違う

「節約」と「倹約」は似たような言葉ではありますが、それぞれの本質的な意味は異なります。

節約とは無駄を省き、切り詰めることです。

節約の対象範囲は、時間・経費・電気・水道費・交際費など多岐に渡ります。

つまり、節約の対象はお金以外も含まれ、必要不可欠なものも切り詰める対象となります。

一方、倹約とはお金に主眼をおいて不要なものや無駄なものへの支出を抑えることです。

つまり、倹約の対象はお金のみであり、節約のように対象範囲が多岐に渡りません。

節約では必要不可欠なものも切り詰める対象となりますが、倹約では必要なものへの支出は惜しみません。

2.節約では豊かになれない

節約では、必要不可欠なものも切り詰めることになります。

そのため、金銭的には支出を抑えることができるかもしれませんが、精神的にはストレスが溜まりやすく、金銭的に豊かになれたとしても、精神的に豊かにはなれません。

人間は欲望の塊であり、欲求を満たせないときはストレスが溜まります。
欲求を満たすための無駄遣いは、時として精神的欲求を満たすために役立つことがあります。

人間がよりストレスを溜めずに活動していくためにも、無駄遣いというものは必ずしも「悪」という訳ではありません。

節約とは、精神的な豊かさと引き換えに金銭的な豊かさを手に入れる方法であり、投資家が目指すべき方向性はこちらではありません。

3.倹約家を目指すべきである

倹約は、節約とは違い、必要不可欠なものを削ることはありません。
あくまで、不要なものや無駄なものは省きますが、必要なものにはお金を掛けていくことになります。

倹約は必要なものにはお金を惜しまないため、節約に比べると精神的ストレスが溜まりにくくなります。むしろ必要なものに対してはお金を掛けていくため、精神的にはどんどん豊かになっていきます。

成功している多くの投資家は皆、節約家ではなく、倹約家です。
世界一の投資家である「ウォーレン・バフェット」が倹約家であるというのは有名な話です。

金銭的な豊かさだけでなく、精神的な豊かさも手に入れたいのであれば「節約家」ではなく、「倹約家」を目指すべきです。

4.まとめ

・節約とは無駄を省き、切り詰めること。対象範囲はお金以外の時間・経費など必要不可欠なものも含まれる。
・倹約とはお金に主眼をおいて不要なものや無駄なものへの支出を抑えること。対象範囲はお金のみである。
・節約は精神的な豊かさと引き換えに金銭的な豊かさを手に入れる方法である。
・精神的な豊かさと金銭的な豊かさを手に入れたいのであれば、節約家ではなく、倹約家を目指すべきである。

※本記事の内容につきましては、個人調べによるものであり、正確性を確保するものではありません。
本記事によって生じる損害等につきましては、一切の責任を負いかねますので、ご承知のほど、よろしくお願いいたします。