こんにちは~「ぽん」です!

今回は「先物ETFで気を付けるべきポイント」について話していきます。

本記事の対象は以下の通りです。
・株式投資をしている人
・先物取引をしている人


1.コンタンゴとバックワーデーション

先物ETFには「コンタンゴ」と「バックワーデーション」というものがあります。

コンタンゴとは、期日の短い先物価格に比べ、期日の長い先物価格の方が高くなっている状態のことをいいます。

先物取引はあらかじめ決済期日が決まっており、長期で同じものを保有することはできません。

そのため、決済日の度に期日の短いものを売却して、期日の長いものを買い直すということを自動的に行っております(ロールオーバー)。

よって、安く売って高く買い直すことになるので、長期的に先物ETFを保有していた場合、先物の価値が目減りすることになります。

一方、バックワーデーションとは、コンタンゴの逆で期日の短い先物価格に比べ、期日の長い先物価格の方が安くなっている状態のことをいいます。

よって、決済日の度に高く売って安く買い直すことになるので、長期的に先物ETFを保有していた場合、先物の価値が値上がりすることになります。

ただ、先物取引においてバックワーデーションは異常な状態であり、なかなか起こりません。
通常はコンタンゴであることの方が多いです。

2.代表的な先物ETF

日本株式に上場されている代表的な先物ETFは以下の通りです。
これらのETFには「コンタンゴ」や「バックワーデーション」があります。

・国内金先物価格連動型上場投信(1683)
・WTI原油価格連動型上場投信(1671)
・NF日経・東商取白金指数連動型(1682)
・NF原油インデックス連動型上場(1699)
・WTエネルギー(1685)
・WT天然ガス(1689)

先物取引は通常コンタンゴであるため、先物ETFを長期保有すると資産価値が目減りする可能性が高いです。

ただ、このコンタンゴも資産価値が目減りするかといって過度に捉えすぎるのは禁物です。
なぜなら、結果としてロールオーバーで資産価値が切り替わるだけなので、その場で損失が出るわけではありません。

ロールオーバーを受けたとしても、ロールオーバー後の切り替わった金額から資産価格が上がれば、売却時に利益が出ます。

3.先物ETFで注意すべき点

もし先物ETFを長期保有する場合には、コンタンゴによる資産価値目減りを考慮した上で投資をしていく必要があるでしょう。

コンタンゴの他、先物ETFは保有コストも高いケースが多く、コスト面から見ても本来長期保有向きではありません。

ただ、先物とはいえ、短期的に株価が上がるとは限らず、長期的に見れば上がるというケースもあるため、その辺をどう捉えるかは、その人その人の投資スタンスに寄るでしょう。

4.まとめ

・先物にはコンタンゴとバックワーテーションがある。
コンタンゴとは、期日の短い先物価格に比べ、期日の長い先物価格の方が高くなっている状態のこと。
バックワーデーションとは、期日の短い先物価格に比べ、期日の長い先物価格の方が安くなっている状態のこと。
・先物ETFはコンタンゴと保有コストの面から長期投資に不向きである。


※本記事の内容につきましては、個人調べによるものであり、正確性を確保するものではありません。
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